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ミサワホームの「EDUCE KURA」の建築日記及び、その後の生活を綴っています。これから家を建てる人達への参考のため、さらには特定メーカーの商品を検討する人達への参考になればと思います。

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太陽光発電パネル

EDUCE KURAは屋根が大きくない。これが非常に気に入っているところなのだが、逆に太陽光発電パネルをつけられるスペースが少なくなる。少ないスペースでは発電量が稼げない。我が家の場合、発電量が1kw程度のパネルしか乗らないとのこと。今の賃貸マンションで一ヶ月の使用電力が約300kw。一軒家なら使用電力が増えることは確実だ。これじゃあたいして節電できないし、売り電なんか絶望的だ。
 ある日雑誌でクボタというメーカーの太陽光発電パネル「エコロニーPW」を見つけた。効率がかなり良いらしく、同じパネルサイズでも他メーカーより発電量が大きいらしい。これだ! 値は張るが、我が家でも約3kw程度は発電できるようだ。おまけに屋根材一体タイプときた。言うことなしである。
 →6月22日、クボタは太陽光事業から撤退、MSKに営業譲渡すると発表。屋根屋さんからは、MSKと取引するかどうか何とも言えず、できれば別メーカーに変えてほしいと打診されています。さて、どうしたものか‥‥。
 →同じ面積で発電効率がもっとも良いのはクボタなので、そのままクボタでいくことに決定!
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サッシ

当初サッシはアルミペアガラスサッシだったが、結露対策も考えてアルウッド2サッシに変更した。それにミサワといえばM-Woodだし。
 だが、サッシを変更したことにより、思わぬところに影響が出た。ロフトの南側のサッシは0303(30cm×30cm)の辷り出し窓を予定していた(南側の床から天井までの高さは1メートルちょい)が、アルウッド2サッシに0303の辷り出し窓はなく(2005年4月現在)、FIX窓になってしまうという! 工工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
 解決するには以下の3つしかない。

  1. 0303を0309(90cm×30cm)にする(0309に辷り出し窓はある)
  2. 0303の辷り出し窓を特注する
  3. あきらめて0303FIX窓にする

 1については、0309が入るだけの壁の高さがあるかどうか厳密に計算しなければならない(窓枠を含めると壁の高さにおさまるか微妙)。風通しを考えるとFIX窓はどうしても避けたい。0309がむずかしいなら、特注サッシしかないのか。世の中所詮金次第か!?
 ‥‥翌週、設計士の人が再計算したところ、0309が取り付け可能だとわかった。1の0309辷り出し窓に変更で解決!
 アルウッド2サッシで0303辷り出し窓を考えている方、ご注意下さい。

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風呂

おいしそうな浴槽 電車みたいな天井

風呂はノーリツのyupatio Fineシリーズの一坪タイプ。風呂は正直言って入れればどれでもいいやと思っていたのだが、カタログで見るのと実物を見るのとでは全然違う! 一目でベージュの浴槽が気に入ったので即決。オレンジシャーベットみたいでおいしそうなのだ。
 天井はドーム天井。写真ではわかりづらいが、電車の天井のようで、これまた気に入った(現在、ドーム天井がつけられるか確認中。つかなかったら泣く ←つけられることが確認できました。(゚∀゚) )。  風呂本来の機能でまったく選んでいないのだが、それもまたよし(?)。  ちなみに給湯器のリモコンは双方向通話できるタイプ(インターホン付マルチリモコン)にした。我が家の場合、風呂とリビングの階が異なるので、これは必須なのだ。
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トイレ

一階のトイレの位置で悩む。最初の間取りでは、一階のトイレは家のほぼ中央にあった。トイレには窓がほしいなあと思う俺としては、北にもっていってもらいたい。なぜ窓がほしいのか。それはニホヒの排出口がほしいからだ。しかしトイレを北にもっていったかわりに和室が狭くなってしまった。風通しの関係上、和室の北側に窓がほしいため、押入をつりタイプにして、下に窓をつけた。あ〜、高くつきそうだ‥‥。  打ち合わせの最中、和室と寝室の間に耐力壁がほしいという話が営業さんから出た。支店長さんのアドバイスもあり、最終的な間取りはこうなった。
北側にトイレだったが‥‥ トイレを移動、押入れを東に
寝室が広くなり、和室には押し入れ以外にコートかけとして利用できる収納ができた。北側にも普通の窓がつけられ、つりの押入はなし。トイレに窓はなくなったが、ニホヒは換気扇にまかせよう。ニホヒ<寝室の広さ、である。
左がINAX、右がTOTO。
写真のサティスはブルーグレーじゃありません。
さて、便器といえばINAXかTOTOである。INAXはサティス、TOTOはネオレストSDで比較しているが、機能的にはどちらも十分。便器の縁はTOTOの方が、若干汚れが着きにくそう。色はサティスのブルーグレーがなかなか良いのだが、デザイン的にはネオレストの方が気に入っている。妻が以前から「便器はTOTO!」と意気込んでいるので形勢はTOTO有利だが、未だに決めかねている。
しかし、定価はほとんど変わらないというのに、見積額はサティスの方がびっくるするほど安い。勝つのはどっち!?
 →やはりTOTOへの想いが捨てがたく、ここで妥協しても後悔しそうなのでTOTOに決めました。
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立面図

外壁はキューブタイル(アイボリー)とVLリシン(ムーングレー)。EDUCEのカタログそのまんま(笑)。北側はタイルとVLリシンの貼りわけをしている。某所にあるEDUCEを見に行ったら、そこはタイルとVLリシンの貼りわけをしていて、とてもかっこよかったのでパクることにしたのだ(コストダウンにもつながって一石二鳥)。  西側の窓はコンビネーションサッシをやめ、通常の腰高窓に、ベランダのガラス手すりもダイキャスト格子手すりに変更している。  間取りの都合上、北側に窓を付けられなかったので、かわりにトップライトをつけて風が抜けるようにした。
西側 南側
西側立面図
南側立面図
東側 北側
東側立面図
北側立面図
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エアコン

ロフトのエアコン取り付けは最難関
子供部屋から洗面所を通って北へ
 うちはあまりエアコンを使わない。風呂上がりにほてった体をさますために1〜2時間程度除湿をするか、来客があった時ぐらいしか動かさないので、待機電力がもったいないから夏場以外はブレーカーを落としているぐらいだ。
 今回の新築ではリビングと寝室、ロフトの計3カ所につけることにした。当初ロフトはつけないつもりでいたが、設計士の人から暑くなることは間違いないと言われたのと、ロフトにテレビを置くことから使用頻度が高くなると予想されるため、快適性が求められそうなので取り付けることにしたのだ。しかし、ロフトへのエアコン取り付けは設計士の人をして「今までで最大の難問ですね」と言わしめる難題となった。
 ロフトは勾配天井となっているため、南側は床からの高さが約1.1メートルしかなく、ここにつけるわけにはいかない。西側は天井を支える梁があり、梁から上の軒に配管を出すのは設計上さけたいということから、西側もダメ。北と東は部屋が隣接しているので、ここも配管を通せない。‥‥つける場所がない!
 頭を抱えた設計士の人が出した結論とは──。まずロフトから蔵まで垂直におろし、地下から南側に配管を通すしかない‥‥。これにより、量販店用機器(一般のお店で購入できる機器)では配管の長さが限界を超えてしまうので、設備用というより厳しい条件をクリアできる機器にせざるを得なくなる(今使っているエアコンを持ち込んでロフトにつけたかったが、これはアウト。寝室に回すことにする)。本当に取り付け可能か業者さんに確認したところ、担当の人も電話口で5分間無言になってしまったらしい。(;´Д`)
 最終的には、子供部屋の押し入れにパイプスペースを設け、そこから一階におろし、洗面所のパイプスペースへとつなげ、北側に出す、ということになった。
 ここまで配管が長いと、将来エアコンを交換したい場合はどうなるんだろうと思ったが、配管はそのまま流用するので問題ないそうだ。いやはや、エアコンの取り付けがここまで大変なことになるとは思わなかった。
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洗面化粧台

ノーリツ キューボ

選ぶポイントは──

・排水栓がプッシュ式 → ゴム栓だと鎖がじゃま
・壁出し水栓 → 水滴が残らないので汚れがつきにくい
・鏡の裏が収納スペース

 である。排水栓がプッシュ式だと高価なものばかりだが、インテリアコーディネイターの人(星野真里似)がノーリツのキューボを提案してくれた。2005年になって発売されたモデルらしく、価格も安価。直線的なデザインも気に入った。すばらしい。

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ドアホン

 誰が来たか一目でわかるテレビドアホンが便利だ。モニターはカラーがいい。2階がメインの生活の場になると想定しているので、親機は2階リビングに設置。スキップフロアやロフトにいることも多そうなのだが、あちこちに子機を設置するのもどうかと思うし‥‥と考えていたら、妻が、パナソニックの「世界初(2004年9月10日調べ)ワイヤレスモニター子機」つきドアホン(松下電器 VL-SW102K)を見つけてきた。

 ワイヤレス子機だから持ち運べて便利だし、増設もできるようだ。子機のモニターは3秒毎の静止画更新となるが十分だ。ドアホンはこれに決定。
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壁紙

 壁紙は、それだけで家の印象ががらりと変わってしまうほど、とても気を遣わなければいけない部分である。壁紙選びで一日以上費やす人も少なくはないらしい。
こんな感じにもしてみたかったが‥‥
 選ぶといっても、どういう雰囲気にしたいのか、方向性というかポリシーがないと決めようがないわけで、住宅雑誌をぱらぱらとめくりながら、どういうふうにしたいのかイメージを固めることにした。大半の家は白系の壁紙、白系の天井になっている。ごくごくまれに淡い黄色や緑色の壁紙を使ったケースもある。これはこれで興味を惹かれたのだが、一歩間違うと悪趣味な部屋になりさがる危険性大だ。賭けに出るか、う〜ん、どうしよう。
 内装打ち合わせでは、予想どおり大量のサンプルが出てきた。和室用壁紙はあっさり決まったが、他の部屋がむずかしい。多少のデザインの違いも、遠くから見たらほとんど違いがわからない。だんだんワケがわからなくなり、もうどれでもいいんじゃないか、などと投げ出しそうになったが、星野真里似インテリアコーディネイターの人の親切なアドバイスによってなんとか決めることができた。
 全体的に白系、トイレは小さな柄が入ったもの、和室には珪藻土クロスを選び、調湿できるものにした。淡い黄色の壁紙に多少の未練もあったが、それはやはりセンスの優れた人が使うべきものかもしれない。
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玄関ドア

これは
レバーハンドル
玄関ドアはEDUCE KURAならキューブインドアしかありえない。ドアノブは使い勝手とデザインからプッシュプルハンドルだ。この玄関ドアがあってこそEDUCE KURAが引き立つ! などと思っていたら、キューブインドアでプッシュプルハンドルの防火仕様はないという。我が家の土地は準防火地域なのだ‥‥。
 参った。これは参った。どうしてもキューブインドアを選ぶなら、ドアノブはプッシュプルハンドルを諦めて、レバーハンドルにするしかない。レバーハンドルがいやなら、別のデザインのドアにするしかない。設計士の人曰く「同じように痛い目にあった例が過去いくつも。ただ、キューブインドアでプッシュプルハンドルの防火仕様が出るらしいという話があります」。
 ええっ!? マジっすか! 近日リリースなんでしょうか。(@_@)
 ──そして一週間たった次回打ち合わせでは、見事防火仕様のキューブインドア&プッシュプルハンドルが見積りに入っていました。
ありがとうミサワホーム。おまけに高断熱仕様。ありがとうドアメーカー。見積額も上がったけどね。(;´Д`)
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