今日の第一回放送を見てみた。意外にというかかなりおもしろい。これは毎回見なければ。
　堀北演じるアカネが毎回料理対決をするという内容だが、特撮オタのツボを突くようなシチュエーションが２つほど。

・派手なＣＧと共にコテを鉄板にたたきつけ、火炎が舞い上がる強烈な描写
・料理が完成したときに決めポーズ

　前者は、天空から竜が舞い降り、強大な火球が宿ったコテを鉄板にたたきつける様が、まるでＲＰＧで魔法を繰り出す描写のようで胸がすく。後者は、ポーズを決めるという演技にまだ彼女がとまどっているのか、動作に切れがない。ぜひ、過去の東映特撮ものを見て研究してほしい。

　この２つを以降もより昇華させてほしいものだ。テレビ特撮では毎回必殺技で敵をしとめるというのがパターンなので、これに習ってクライマックスでは必ず、竜を召還→鉄板に火球が宿ったコテをたたきつける→決めポーズ→勝利、という流れを作ってもらいたい。

　主人公のアカネは、堀北が一般的に持たれているイメージとは異なって、かなり活発な女性である。これを演じきってこそ、女優堀北の神髄を見せることができるし、彼女の演技の幅も広がるというものだ。ぜひがんばっていただきたい。

　劇中、とてもなじみ深い建物がロケ場所に使われていた。あそこに行けば堀北に会えたかもしれないと思うと、ちょっと悔しいのである。