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ミサワホームの「EDUCE KURA」の建築日記及び、その後の生活を綴っています。これから家を建てる人達への参考のため、さらには特定メーカーの商品を検討する人達への参考になればと思います。

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「ゆれる」を観る

 昨日に続いて今日も映画鑑賞です。今日はオダギリジョー主演の「ゆれる」です。

以降、ストーリーの核心に触れる部分があります。
 兄・稔と弟・猛、そして智恵子の三人で渓谷へ向かったある日、智恵子は吊り橋から渓流に落下する。事故か、事件か……。

 女性監督の作品ということで結構話題になった覚えがあります。細かい心理面の描写があるのかなと思って観ましたが……感想は一言で言って「鬱屈している」ですね。兄弟の葛藤、そして疑惑、これをめぐって、なんだろう、あちこちから圧迫されて息苦しくなる感じです。

 裁判で稔が虚言を弄していると感じた猛は、真実を語ると言って“自分が観たありのまま”を話し、稔は有罪となります。しかし、実は稔が語っていたことが真実で、虚言を弄したのが猛だったんですね。

 稔の釈放が決まり、猛は迎えにいかないつもりでしたが、かつて母が撮影した8ミリフィルムを見返して、落涙します。クライマックス、街道沿いを歩いている稔を見つけて、「兄ちゃーん! 家に帰ろう」と叫ぶ猛。ここはぐっときましたね。
 バスに乗ろうとしていた猛は稔を見つけ、ゆっくりとほほえみます。そこにバスが被さって終わり。あ〜、なんか締めつけられるようなエンディングでした。この後どうなったのか、兄弟は和解できたのか。気になりますねー。

 それにしてもオダギリジョーがかっこよく撮れてます。とても時効警察でぽつねん君を演じていた人と同一人物だとは思えません。しかも泣き顔がまたいい。でもオダギリ君、ちょっと役得したね、この映画で。
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