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ミサワホームの「EDUCE KURA」の建築日記及び、その後の生活を綴っています。これから家を建てる人達への参考のため、さらには特定メーカーの商品を検討する人達への参考になればと思います。

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「幸福な食卓」を観る

 妻が里帰りしている今、とりだめた映画を観まくるぞ! というわけで、去年BS2で放送された「幸福な食卓」を観ました。

以降、ストーリーの核心に触れる部分があります。
 父さんは父さんをやめ、家族を大切にしていた母さんは家を出て、秀才だった兄は農業を始めた。中学生の佐和子の家庭にはいろいろな変化が起きていたが、ある日転校生の大浦くんがやってくる……。

 とまあこんな出だしで始まります。北乃きいがとてもかわいらしかったのと、交通事故のような音が挿入されていたのがすごく気になる予告編を映画館でたまたま観まして、気になっていた作品でした。

 交通事故があるなら、たぶん大浦くんが事故に遭うんだろうなあと、少し気をもみながら見始めました。

 中盤まではものすごく甘酸っぱい青春ラブストーリーが展開されます。北乃きい演じる佐和子と勝地涼演じる大浦くんがお互い惹かれ合い、切磋琢磨して同じ高校に進学します。
 そしてつきあい始めて最初のクリスマスが近づき、大浦くんは家がお金持ちなのに佐和子へのプレゼントは自分で稼いだお金で買うんだと新聞配達を始めます。佐和子は大浦くんが配達にやってくる時間に起きて、彼を見守ります。かーっ、甘酸っぱいなあ。

 クリスマスを翌日に迎えた朝、佐和子は大浦くんに「がんばってね」と声をかけます。自転車をこいで坂道を登っていく大浦くん。すると画面が暗転、いきなりお通夜のシーンに……! うわああ、来たあ。しかしこの歳で彼氏が事故死するとそうとうのトラウマになるだろうなあ。
 呆然とする佐和子ですが、涙をこぼすのは一度だけ。本当に悲しいと涙も出ない、なんてよく聞きますが、実際はどうなんでしょう。

 兄貴の彼女に変な励まされ方をしたり、父さんと母さんがそれぞれ父さんと母さんとして戻ったり、大浦くんにプレゼントするつもりだったマフラーを彼の弟にあげたりして、帰り道、何度か大浦くんの家の方を振り返りつつも、最後は前を向いてしっかりと歩いて行く……という終わり方でした。エンディングのミスチルもイメージに合っていて良かったです。

 全体的にとてもさわやかで透明感がある作品でした。北乃きいと勝地涼のカップルが好演、ほんのり暖かな気持ちにさせられました。さて、次は何を観よう……。
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